2007年11月20日火曜日

お昼を考える -これぞ、my life-


ここ数週間、お昼を家につくりに帰っている。

事務所のお昼休みは各自適当に取ることになっており、1時から2時半くらいの間になっている。
僕はポルトガルで長すぎるお昼休みというのに結構苦労してきた。特に一人で昼食をとると、話す相手もいない上、そんなに大そうな物を食べるわけでもないので、早く昼食が終わってしまう。かと言って、その足で事務所に戻っても、事務所に弁当を持参した人達のランチが続いており、下手をすると「まだ、働いてたの?」なんて聞かれたりすることもあった。


今年の夏頃までは事務所近くの惣菜屋で日替わりのメニューをそれぞれが頼んだりして、みんなで昼食をとることが度々あったが、そのお店の調理場付近にゴキブリを見てからみんな行かなくなってしまった。


その後は近所のレストランに行くことが多かったが、前出の惣菜屋に比べて値段が倍になるためあまり行くことがない。所員の何人かは家に帰ったりする。そういう状況もあって、僕も最近では家に昼食を作りに帰ることが多い。


そういう生活のサイクルは僕には不思議なほど新鮮で、楽しんでいる。特に、家に昼を食べに帰るという経験自体初めてかもしれない。家に帰る道々、昼の献立を考えたり(そんなに立派じゃないけど)、午後のことを考えたりする。事務所に戻ると、また朝と同じような始まりの気分になる。


事務所の所員(ほとんどが車で通勤)に比べて、家まで帰るのに時間がかかってしまうため、家に帰って、つくって、食べ終わるのにどうしても最低1時間半はかかる。

結果、僕は他の所員たちと大体同じくらいから働き始めることができるわけだ。

その上、自分で昼食をつくれば昼飯代は1ユーロ(160円)しないときた。


きた!


これぞ、my life



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