2007年11月18日日曜日

Seu Jorgeを聴け

  Seu Jorgeのライブに行ってきた。

 会場となったColiseu dos Recreiosは旧市街と接するRossioから歩いて10分程度の場所にある。
 現在、大通りとなっているAvenida da Liberdadeの裏側に位置し、その通りはかつて大通りとして使われていたらしい。
 会場の雰囲気は、ライブハウスに近い。 タバコ、撮影、(録音も?)可となっていた。
 この施設はおそらく古い建物の改装だが、その味は今ひとつで、外観が立派な割りに内部空間はイベント施設として使える最低限の空間構成だったと思う。主会場となるホールは円形平面で壁面部の客席は三層(一、二層は座席。三層目は立見席となっていた。)ホール入り口までのアプローチがいろんな意味でちゃっちい。。。

 そして何より驚いたのは開演9時になっても人の入りが今ひとつ。それもそのはず、最初にステージに上がってきたのは、なんと前座のグループだった。結局、そのバンドは45分近く演奏した後、一旦、中休みを経てSeu Jorgeの登場という構成になっていた。大物ワンマンライブに前座なんてあんのかよっ!と動揺。(ワンマンじゃなかったのかも。)しかし、ここリスボンでは普通のことなのか、Seu Jorgeの登場前には会場は超満員になっていた。

 中盤、ソロでDavid Bowieのカバーを何曲か演奏したが、ライブは終始、多彩な楽器から繰り出されるリズムと、タバコの煙が会場全体に立ち込めていた。そして最後のアンコールで客がステージ上になだれ込むというパフォーマンス。。。

満足度◎

07.11.12

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