2008年2月4日月曜日

待てど暮らせど


路面電車を待つ人だかり。

来ない来ないといらつくよりも歩き始めた方が早く目的地に着けることもある。

しかし、僕たちはなかなかそうした決断ができないものだ。
日々の生活に突如として現れる不測の事態を前に、日々使い慣れた方法に固執してしまいがちだ。

一つの固定観念に囚われてしまう。



そして、往々にしてそうした思い込みは自分の視野を狭くするものでもある。

そう知って、今日は待たずに歩いてみた。


見慣れた景色も、日々違うものだと信じて。

07.12.09

3 件のコメント:

Daiki Koga Nakagawa コガナカガワダイキ さんのコメント...

ラテンの国では、皆トラムがが遅れてもイラつかないんのでは??
そのトラムの遅れさえも待てる様になったら、完璧ですね。今日はトラムが遅れたので、遅れました...みたいな。

勿論、残念ながら、それを日本でもしていたら、日本の社会では不適合者ですが..

そんなとき、果たしてどの価値観が本当に良いのか考えさせられるのは良い機会だと思う。しかしながら、それを異国の地日本で実践すると、当然痛い目に合ってしまう...気をつけて!

yutaka さんのコメント...

見たぞ、今日、眠そうな顔でトラムに乗ってたのを。今回はこっちしか気付いてなかったけど。

匿名 さんのコメント...

arcdaiki>
いやいや、ラテンの国では皆がイラつくとしても、トラムは遅れてくるわけで、トラムにはトラムの事情があるんだな。
それは社会の歯車が上手くかみ合ってないようなもどかしさがある一方で、すごく人間的なことでもある。
日本が機械的な正確さでもって進んで行く社会を信じるだけでなく、異なる文化の有り様を受け入れられる寛容な器であってほしいとも思う。

yutaka>
それこそ見慣れた通勤路を楽しむ方法ですね。僕も今度探してみます。トラムの中から。。。