2007年8月30日木曜日

景色の落し物

 旅行をして思うのは、それまでの自分の生活がその旅行によってリセットされることだと思う。

 僕はリスボンに4ヶ月住んでいて、まだそんなに長くすんでいるわけじゃないけど、やっぱりポルトガルが好きだ。でも、好きだ好きだといくら思っていてもそれがどうしてなのか分からなければ、結局、自分の住み心地のいい場所であるに過ぎないと思う。

 僕は今回の旅先で、久々に会った友人たちにポルトガルが、リスボンがどんなに素晴らしいかを力説するあまり、少しうっとうしがられた。

 しかし、そうしたつまらぬ説明の中に自分でも見落としていた見慣れた風景が隠れていることもある。そんな旅だった。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そうか、うっとおしがられたか(笑

その、発見と迷い、確信と不明確の繰り返しがブログに出ていて、読んでる方はとっても楽しみなんだけど。

一昨日ね、Aveiroに行って来たよ。
シザの図書館から、Riaが見えるのに感動した。お宅のボスの建築もちゃんと見てきたからね。

匿名 さんのコメント...

リスボンへの愛が戻ってきましたねえ。
いやな部分も受け入れてこそ愛です。

昨日から仕事してますが、夏休みが長かった分、かなり快調です。
やっぱり仕事をしたくなるくらい休めるのはいいもんです。

匿名 さんのコメント...

alameda>

えっ!うちのボスの作品!
是非、今度感想を聞かせてくださいね。

shiki>

いやな部分を受け入れてこそ愛。
ですね。(笑)

夏休みは、振り返ってみるとほとんど一人の時間がなかったなぁ。贅沢にも、後数日休みたいですね。。。