2008年1月16日水曜日

クリスマスはそろそろ終りにして

先日、スペインを一緒に旅行した友人を連れて、ポルトへいって来た。彼が一週間ほどリスボンに滞在予定だったので、ポルトガルを少しでもよく知ってもらおうと遠出することにした。といっても、僕は年末年始の休みを使い果たしており、週末を利用した慌しい旅行でもあった。時としてそうしたタイトなスケジュールの方が旅は楽しいが、スペインで疲れが溜まっていたのか、僕はリスボンに戻ってしばらく風邪を引いてしまった。

ポルトは今回で3度目となるポルトは相変わらず霧がかかていて、天気が悪かった。僕はまだポルトガルに来てから一度も晴天のポルトを訪れたことがない。霧のかかった古い街並みは優れた演出だが、さすがに三度目ともなると飽きてきた。しかも、リスボンに比べると寒かった。。。

写真はポルトを代表するトリニダーデ広場。中心に巨大なクリスマスツリーが飾ってある。クリスマスが過ぎて二週間が過ぎても片付けられる気配がないところは、リスボンと変わらないようだ。ちなみにこの巨大なツリーは一昨年までリスボンに設置されており、去年からポルトとリスボンを隔年で往復することになったらしい。

リスボンではこのツリーはそれ程、人気があるわけではないようだったがポルト市民の反応は一体どうだったろう。。。

最近、リスボンもようやく電飾が取り外され、クリスマスの雰囲気は街から消えていった。

そういえば僕が初めてポルトガルを訪れたのもクリスマスの時期だった。リスボンは華やかな電飾で彩られ、街は活気に溢れていた。冬の澄みきった空と太陽が川面に反射する日中と聖なる夜に備えた夜は、単純に僕の気持ちも明るいものにしてくれたのを今でも覚えている。


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