
チェコはいつも曇り空で少し肌寒い、石に覆われた街に川が流れている。街には人形士、いろんな楽器が仕込まれたオルゴールのような台車、売れない似顔絵描き、湿った石畳、沢山の人がいるのに音のしない、古ぼけた白黒写真。。。おとぎの国の街。
というのが僕の勝手なチェコのイメージだった。
だが、この旅はそんな勝手なイメージを裏切るように、日中は暑く、夕方歩き疲れた頃に突然、曇り出して雨が降る、というものだった。
僕は友達と雨宿りをかねて入ったお店で予想外の長居を強いられ、夕飯以外にもついついお金を使ってしまうという何とも贅沢な旅になった。
セピア色の写真がいつ見ても懐かしく、良く見えるように、贅沢な旅もまた、いつまでも良い思い出となるものだ。。。
07.08.20
0 件のコメント:
コメントを投稿