2007年9月14日金曜日

突然の雨の中


今週の雨。
ひどかった。
今週から働き始めた私は何故か週初めから残業。
深夜遅くまで、働く羽目に。
20:00以降まで働く場合、夕飯代は事務所が持ってくれる。

 私は当然、この制度にあやかって、他の所員たちが一旦、家に戻り始める頃、私も近所の喫茶店へ。

  ところが、注文し終わる頃、外はパラリパラリと電灯の下に白い筋が浮かび上がっている。
「そういや、なんか空気が湿ってたな。。。」
まぁすぐ止むだろうと思ったが最後、次第に雨脚は強まり、雷までなる始末。
「おいおい、どうすんだよー 傘もって来てないのに。。。」
そう思いながらもビールとコーヒーで1時間粘る。
「やばい。そろそろあいつら戻ってきてるかも。車だしなぁ。」
この時点で、残業はあきらめ、家に帰ることも真剣に考えはじめた。

 でも、このまま家に帰ってもずぶ濡れ、仕事進まず、よりはタクシー、仕事優先、で事務所に戻る。

ところが、事務所には、

 ほとんど人がいない!


 そうか。そうだったね。
 この不測の事態を彼らはきっとあきらめているに違いない。
「こんな雨じゃ、外なんか出られないなぁ。。。」
なーんて感じで、無理をしない。この雨も、そして長くなってしまう残業も、仕様がない。
少なくとも、私の想像の中のポルトガル人たちはそうだ。

 私は自分のとった行動が「どこか日本人だったかな。」と苦笑。

 午前00:30、街灯の下、湿った地面は薄く乾き始めている。


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