
いくらか痛みの引いてきたお昼ごろから、旧市街地からバスで15分程度いった所にあるベレンを友人に案内。リスボンの空は久々に曇っていた。途中、リスボントリエンナーレの一会場である左写真の博物館へ。
他会場と異なり、ここはアルヴァロ・シザの個展となっている。その分、展示としてのまとまりも内容もかなり充実したものとなっていた。シザの素晴らしさが分る、良い展示だと思う。しかも入場無料なのが嬉しい。
この展示を見て、シザの作品が数少ない曲線を上手に利用していることを改めて実感した。モダニズム(建築の一様式)の中でも、ル・コルビュジェの「ロンシャンの教会」のような自由さが彼の作品にはある。そう思った。
久々に曇ったリスボンの空はこの展示を見終わった頃、晴れ始めた。
現代の宮殿07/06/11
リスボントリエンナーレ07/06/07
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