2007年12月16日日曜日

この週末


この週末、土曜日を利用して、リスボン近郊の小都市を回ってきた。

金曜日の夜、遅くまで飲み歩いたせいで朝6時に起きて高速バスに乗るまでがきつかったが、バスに乗ったら安眠、バターリャ、レイリア、アルコバサと三都市を見て回って来られた。
当初の計画ではレイリアに行く予定はなかったが、最初に着いたバターリャが想像以上に小さな町だったこと、交通が不便だったこともあって急遽予定を変更した。
と言っても、実際のところ、計画らしい計画はなく僻地でどうしようもなくなり、偶々来たバスに飛び乗った、と言ったところか。。。


時に大胆さは旅に思わぬ展開を与えてくれる。
今回はそうした大胆さが、功を奏したようだ。


今回訪ねた3都市はいづれも見所となる建物を街の中心に一つずつ持っている。そのうち2つ、バターリャとアルコバサは世界遺産に指定されており、その周囲の景観もかなり整ったものだった。小さな街に大きな見所が映える一方、たった4時間半の時間つぶしもままならない。僕はそんな世界遺産に少し不満を持った。だが、そうした不満はまだまだポルトガルが発展していける可能性も示唆している。(そう思うのは少し傲慢か。。。)

バターリャで世界遺産の建物を見終わった後、次のバスの時間帯を調べて、僕は途方にくれた。
そして、偶々来たバスに飛び乗ったのだった。



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