Palavras para ke?
2007年6月24日日曜日
歩いて
リスボンの街を歩くと、この写真のような建物によく出くわす。もちろん、ポルトガルは平和なのでこれは爆撃や銃撃で破壊された建物を保存しているわけではない。建物の外壁だけを残し、街並みを壊さないようにする規制のようなものだ。
こういった漂白されて骨抜きになったような建物の姿を初めて目にした時、僕は衝撃を受けた。建物の中身が空っぽという様は外側から見ても内側から見ても異様なものだ。外側から見ると普通でも、よく見ると窓ガラスもなければ、サッシもない、どうにもとぼけたような感じがする。内側から見るとこの写真のように破壊の跡が生々しく残っている。
こうした建物の改修工事を待つ予備軍がリスボンにかなり沢山あることを考えれば、こうした風景というのはそれ程珍しい物でもないのだろうか?僕はそんなことを考えながらシャッターをきった。
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palavras para ke?
2008/4より東京での生活が始まりました。身の回りで起きたこと、感じたことを書き留めていこうかと思ってます。 2007/4-2008/3までポルトガルの建築家 Manuel Aires Mateusの事務所で研修を体験。 このブログではポルトガルでの生活を通して見聞きしたことを写真と一緒に紹介していました。
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